特殊工法工事事業Special construction method

Special construction method

特殊工法の活用で社会インフラの改善を目指す

現在、社会インフラ(道路橋、トンネル、河川管理施設、下水道管きょ、港湾岸壁など)の老朽化が大きな社会問題となっており、土木建設工事の主体も、これまでの新設工事から既存構造物の老朽化対策工事・長寿命化工事へと大きく転換しています。
これらの社会問題を解決するべく、多くの企業が、特殊な素材や施工技術を用いた特殊工法の研究開発を進めており、コンクリート補修・補強、コンクリート剥落予防、トンネル内止水、下水管きょ更生、地滑り対策、のり面補強など広い分野で活用が始まっています。

特殊工法工事におけるワンストップ体制の構築

当社では、平成16年よりスーパーロック工法を取り入れ、数多くのトンネル内止水工事の実績を上げてきました。
今後は、取扱い工法のラインナップを広げるとともに、非破壊調査会社等との提携を進め、「調査・工法検討・見積提案・施工・完了検査・持続的なメンテナンス」をワンストップで提供できる体制を構築してまいります。

ワンストップ体制

ICT機器活用による正確性・生産性の向上

ICT機器活用

ICT機器活用

工法紹介Introduction

I n t r o d u c t i o n

スーパーロック工法
スーパーロック工法は、コンクリート構造物に発生したひび割れ等による漏水を止水する工法で、注入材SP-1(ファインセラミックス微粒子)を構造物の背面側に注入することにより、構造物背面に止水膜を形成させて、コンクリート構造物との一体化よる補強効果を発揮すると共に、ひび割れなどの隙間にも浸透堆積し、修復する止水・補修工法です。
目的
止水(コンクリート構造物の漏水・止水・補修工事)
用途例
  • コンクリートトンネル(列車・道路など)のひび割れや老朽化による漏水を止める止水工事や、漏水予防のための補修工事
  • レンガトンネル(列車)の老朽化による漏水や崩落・剥落を止める止水工事や、漏水予防のための補修工事

スーパーロック工法 施工フローFlow

F l o w

墨だし・マーキング
墨だし・マーキング
注入孔削孔箇所の位置出し
注入孔削孔工
注入孔削孔工
注入プラグ設置箇所の穴あけ
注入プラグ設置・シール工
注入プラグ設置・
シール工
注入材を流し込む特殊プラグの設置(逆止弁付き)
注入工
注入工
超微粒子のセメント系材料をトンネル内部に注入し、ひび割れ箇所に充填し、止水する。
注入プラグ撤去・穴埋め工
注入プラグ撤去・
穴埋め工
止水材硬化・養生後、プラグを撤去し削孔穴 を断面修復セメントで埋める

トンネル漏水対策工事
着工前と着工後Before after

B e f o r e A f t e r

着工前

着工後

着工前

着工後

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